工場内の解凍庫で使用している冷蔵設備の老朽化に伴い、冷凍機とユニットクーラーの更新工事を行いました。今回は、既設冷媒の回収から機器の撤去、新しい機器の設置、配管接続、試運転までを実施しました。
▼更新前の既設冷凍機
冷凍設備は、長期間の使用によって機器や配管などに経年劣化が生じます。また、機種や部品によっては交換部品の供給が終了したり、修理に必要な部品の入手に時間がかかったりする場合があります。
ただし、使用年数だけで更新の必要性が決まるわけではありません。設備の状態や部品供給状況を確認し、修理・整備を続ける方法と、設備を更新する方法を検討することが大切です。今回は、老朽化に伴う対応として冷凍機とユニットクーラーを交換しました。
▼既設冷媒の回収作業
作業にあたっては、まず既設設備と配管等の状態を確認し、設備内の冷媒を適正に回収しました。その後、既設冷凍機と、庫内の空気を冷やすユニットクーラーを撤去しました。
▼更新前のユニットクーラー
▼新しいユニットクーラーの取付作業
既設ユニットクーラーの撤去後、新しいユニットクーラーの取付作業を行いました。冷凍機も新しい機器へ入れ替え、既設配管等を確認しながら、冷媒配管工事と接続作業を進めました。
機器の交換では、本体の設置だけでなく、配管の接続部分などを確認することも重要です。接続後は気密確認と漏れ確認を行い、試運転で設備の運転状態を確認しました。
▼更新後のユニットクーラー
▼更新後の冷凍機
撤去後および施工後には清掃を行い、一連の作業を完了しました。今回の工事では、冷凍機とユニットクーラーの双方を更新し、接続後の確認と試運転まで実施しています。
食品工場では、冷凍・冷却設備が突然停止すると、生産工程や商品の保管に影響する場合があります。重要な部品が故障してから更新を検討すると、機器選定や納期の関係で、復旧まで時間がかかることもあります。
設備が運転しているうちから状態や部品供給状況を確認し、必要に応じて更新計画を立てておくことも、予防保全の一つです。工場の稼働予定と合わせて工事時期を検討することで、設備停止に備えた準備を進めやすくなります。
宮澤冷凍サービスでは、冷凍設備の点検、故障修理、冷媒回収、冷凍機・ユニットクーラーの更新のご相談に対応しています。現在の設備を修理・整備しながら使用するか、更新したほうがよいか判断に迷っている場合も、設備の状態を確認したうえで対応を検討いたします。


