冷凍倉庫の冷凍機 高圧異常による修理工事

2026.06.05

今回は、冷凍倉庫で使用されている冷凍機において、高圧異常が発生したため、点検および修理対応を行いました。

現地にて運転状況を確認したところ、冷媒量の低下による空気・水分などの混入が疑われる状態でした。
冷凍機の冷媒回路内に空気などの不凝縮ガスが混入すると、高圧側圧力の上昇や冷却不良、機器への負担につながるおそれがあります。

今回の修理では、まずフロンガスを全量回収し、冷媒回路内の状態を確認しました。
そのうえで、各種フィルター類の洗浄および交換を行い、冷媒回路内の異物や汚れへの対策を実施しました。

▼フロンガスを回収し、冷媒回路内の整備を行いました。

▼オイルフィルターを取り外し、汚れや劣化の状態を確認しました。

▼既設フィルターと新品部品を比較。汚れの付着により、色の違いがはっきり確認できます。

また、サクションフィルターやドライヤーなど、冷媒回路内の保護に関わる部品についても点検・交換を行いました。
これらの部品は、冷媒回路内の異物や水分を抑えるために重要な役割を持っています。

▼サクションフィルターを点検、整備を行い、冷媒回路内の異物対策を行いました。

▼ドライヤーを交換し、冷媒回路内の水分や不純物への対策を行いました。

部品交換後は、冷媒回路内の真空引きを行い、新しい冷媒を適正量充填しました。
その後、試運転を行い、運転圧力や冷却状態に異常がないことを確認して作業完了となりました。

業務用冷凍機や業務用エアコンに使用されているフロンガスは、法律に基づいた適正な管理が必要です。
整備時にフロン類を回収・充填する場合は、第一種フロン類充塡回収業者による作業が必要となり、作業後には回収証明書・充塡証明書が交付されます。

また、機器を廃棄する場合や、回収した冷媒を再生・破壊処理する場合には、行程管理票や再生証明書・破壊証明書など、処理の流れを確認できる書類管理も重要です。

フロンガスの漏えいは、冷却不良や機器故障の原因になるだけでなく、環境への影響にもつながります。
「冷えが悪い」「高圧異常で停止する」「ガス漏れが心配」などの症状がある場合は、早めの点検をおすすめいたします。

有限会社宮澤冷凍サービスでは、冷凍倉庫・冷蔵庫・業務用冷凍機・空調設備の点検、修理、冷媒回収、部品交換などに対応しております。
設備の不調やフロンガス漏えいでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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